ひじき部長
みなさん、今日は2の付く日ではないけど、ネコ部、2013年最終回です。
今回のテーマは「猫年」。なぜ、干支にネコが入れなかったのか。
ニンニ副部長
それは、有名な話しがあるニャン。「神様が元日の挨拶に訪れた動物を順に十二支にすることにした。
ところが、伝達係のネズミがネコをだまして、元日ではなく一月二日だと教えたため、ネコは挨拶に行けなかった。
それを怒ったネコは、今でもネズミを追いかけている」でしょ。
ひじき部長
ところが、ベトナム、チベット、タイ、ベルラーシなどでは猫年があるらしいニャン。
ニンニ副部長
そう、そう。もともとは、干支は古代中国で使われていた数え言葉で、動物とは何の関係もないものでした。
でも、それをみんなに覚えやすいように動物に例えたのが今の干支らしいニャン。
その時代、その例えた人の暮らしていた場所では、まだ猫はなじみのある動物ではなかったらしい。
もともと我々猫族は、古代エジプトでは神聖な動物とされていたけど、国外への持ち出しを禁じられていて、
世界展開が遅れたらしいニャー。今のように、メジャーじゃなかったんだニャー。
ひじき部長
フーン。
ニンニ副部長
中国最初のネコは、孫悟空で有名なあの三蔵法師が伝えた、という説もあるらしいけど、
蔵法師は7世紀頃の人だから、この伝説がもし真実なら、
ネコが十二支に入れなかったのも、仕方ないってことだニャン。
でも、結局、はっきりはわからないのだニャー。
空想の動物、竜が入っていて、ネコがないのは妙な気がするニャー。
でも、ネコ年のある国もあるなら、まっ、いいか。
ともかく、皆さん、来年は午年。1年を元気にかけぬけましょう。では、ニャー。
2013年にバイニャ。またねー。